知り合って1年の記念に、1泊で京都に行くことになった。
まだ真夏になる前に、川床で京料理を楽しむ計画をしていた。
京都といえば、神社めぐり。
本当は桜か紅葉の季節の京都が好きなのだけれど、川床で食べる京料理が好きなので、夏もよく京都を訪れる。
その日、最後の神社に着いたのは夕方4時。
川床の予約が6時からだけど、せっかくなので予約前に庭園を散歩したい。
なので、神社を参拝したら、すぐに川床に向かうつもりだった。
参拝を終え、神社を出るところで、パワーストーンの出店が気になった。
いろいろな意味を書いてある横にパワーストーンのブレスレットが展示されている。
同じ石を使って、値段によって少しずつデザインがオシャレになっている。
わたしたちは旅の思い出にと、おそろいのブレスレットを買うことにした。
そして、印鑑も作ってもらうことにしました。開運を期待して、パワーストーンの印鑑を作ってもらうのは、これが初めてになります。
出店のおじさんに石の意味を聞きながら、わたしは水晶の間にピンクの石の入ったものを、彼女は間に黄色い石の入ったものを選んだ。
印鑑がこんな明るい色の石で作れるとは思っていなかったので、とっても気に入ってしまいました。
そのおじさんは、よく分かるように石の意味を教えてくれた。
本当は2本ブレスレットのパワーストーンを身につけるのが良いとか。
次に京都に来るときに2本目のブレスレットを買いにくると約束し、おじさんの名刺をもらった。
予定時間をかなり過ぎ、ぎりぎりで川床に到着し、お揃いのお土産を買えたことに満足し、京料理を楽しんだ。
これが、初パワーストーンで、不思議なおじさんとの出会いでもあった。 |